行政書士の開業手続き

こんばんは。名古屋市中川区の長良行政書士事務所です。

今日は行政書士事務所の開業手続きについてのお話です。

行政書士は試験に受かったり、公務員として一定期間以上、行政事務に従事すると資格を得ることができます。資格を得たらすぐに仕事ができるわけではなく、行政書士として登録をしなければいけません。

ここでは、私の経験になりますので、行政書士試験に合格して登録するための手続きについてお話ししたいと思います。※所属する単位会(各都道府県に設置)や単位会の中でも支部によって若干の違いがあるようです。すべてに共通するわけではありませんので、ご注意ください。

目次

登録申請手続き

登録申請書を受け取る

愛知県の場合、まずは登録するための申請書を送ってもらわないといけません。それも電話ではなく、FAXまたは郵送、持参のいずれかの方法で愛知県行政書士会に依頼をします。

申請のための申請ということになりますでしょうか?

申請をすると後日、行政書士会から登録申請用紙が郵送されてきます。

登録申請書を記入

紙で渡されたので、私は一生懸命手書きしましたが、他県ではインターネットからのダウンロードというケースもあるようです。その場合は、【自筆】と書いていない箇所はパソコンで作成してもいいそうです。

うらやましい・・・

申請の予約

これも愛知県の場合になりますが、申請にあたって、事前に予約が必要です。

月に数回(4~5日位?)と申請受付日があまり多くないので、チャンスを逃すと1か月単位でずれ込んでしまいますので、ご注意ください。

申請

申請当日は事務局の方がマンツーマンで書類の確認をしてくれました。少しだけ不備がありましたが、その場で訂正して無事提出となりました。

大幅なものがなければ大丈夫だと思います。

注意点

ここで申請書の注意点を少しだけ(私が指摘されたものだけです。)

登記簿上の住所と住民票の住所の表記が微妙に違うことがあります。

例:登記簿⇒三丁目 住民票⇒3丁目 

この場合、違う表記だけど同じ住所ですよ。という書類が追加で必要になりました。

当初送ってもらった申請書類に入っていたのですが、私は不要だと解釈して持っていったら必要だった。という落ちです。

事務所調査

単位会によっても大きく違う事務所調査ですが、私の所属する愛知県会の場合は基本的に事務所調査はないようです。

もしかしたら支部によっても違うのかもしれませんが、申請時に事務局に確認したら『ないです。』と明言されたので恐らく愛知県全体でないのかと思います。

行政書士登録までの期間

最後に一番気になるであろう行政書士として登録されるまでの期間のお話です。

私の場合、5月14日に登録申請 ⇒ 7月1日に登録完了 ⇒ 7月21日 説明会・行政書士票の交付

という流れでした。一応7月1日から仕事はできると思いますが、行政書士としての身分証明書が何もないんですよね・・・

と、いうことで今日は行政書士登録のお話でした。今の時期、合格証が届いてすぐに動かれる方は動いているかと思います。多少なりとも助けになれば幸いです。

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