名古屋市中川区の長良行政書士事務所です。当事務所では、終活支援全般を行っております。
昨今では、様々な形でご自身の最期を迎えようとし準備をされている方が増えています。当事務所では、エンディングノートの作成・遺言書作成・遺言執行・家族信託・任意後見契約・死後事務委任・見守り訪問等でご支援をさせて頂いております。
各手続きの詳細につきましては、また別途ご説明するとして、まずはご自身に終活が必要かどうかお考えいただく機会になれば幸いです。
終活を考えた方がいい人
終活を考えた方がいい人。というのは結論から申し上げると皆さん全員。ということになろうかと思います。
なぜ、そう言えるのか?と言いますと残されたご家族がいらっしゃる方であればその方々がスムーズに貴方を見送れる心構えを作ってあげられること。銀行口座の閉鎖一つをとっても、そもそもどこの銀行に口座を持っているか分からない。何て言うことも多々お聞きします。
また、お墓のこと、最近ですと電子マネーのこと、インターネット等の各種パスワード。
こういったことを伝えておくだけでも(まとめておくだけでも)十分に残されたご家族には大切な情報です。
おひとり様で残されたご家族がいない。となればなおのことです。
ご自身の通夜・葬儀をどうするのか?今のお家が賃貸であれば解約・明け渡しは誰がやるのか?考えなければならないことは多岐にわたります。
終活をいつから考えるか?考え始める時期について
次に終活を考える時期についてですが、基本的なことを申し上げれば元気なうちに考えて頂く必要があります。
身体もそうですが、特に判断能力がしっかりしているうちに考えなければいけません。
善は急げではないですが、今、この記事をご覧頂いているタイミングがベストかもしれません。終活自体は日常生活に必要なものではありません。
今日、明日に急いでやらなければいけないものでもありません。
だからこそ皆さん先延ばしながら、インターネットや書籍などで色々と調べて、自分で考えて『面倒だな。』と結局やらずにすませてしまう。ということになりかねません。
万が一、明日、余命宣告をされたらどうしますか?落ち着かない気持ちの中で終活を考えることができるでしょうか?
心に余裕があり、時間がある。このタイミングがベストです。
明日は、終活の第一歩、エンディングノートの作成についてお話したいと思います。
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