補助金の面倒なところと気を付けるポイント【小規模事業者持続化補助金・事業再構築補助金】

こんばんは。名古屋市中川区の長良行政書士事務所です。

ここ数年(コロナ禍から)俄然補助金に注目が集まっています。インターネットで検索して頂くと分かる通り、行政書士や税理士等の士業や一般企業まで補助金受給のサポートが目白押しです。

ただ、残念ながら補助金の申請方法や受け取れる金額ばかりを記載しているサイトも多いです。受け取りまでの流れや使い道までは解説しているサイトもあるものの、結構重要なポイントである補助率や実績報告についてはどこで説明しているのかわからないようなサイトも多くあります。

弊所では、補助金の採択までを他社さんで代行し、実績報告に困った会社様のお手伝いもさせて頂いております。かなり重要な部分なのでしっかりと理解の上補助金の申請をして頂ければと思います。

ということでこのページでは、補助金の面倒な部分に焦点を当ててご説明したいと思います。

目次

補助金の補助率とは?

各補助金には補助率というものが定められています。2分の1とか3分の1とかです。

これを聞けばわかる通り、補助金を使って行う事業資金の一部だけが受け取れるということです。

例えば、総額500万円かかる事業資金に補助金を充てたとすると。補助率が3分の1なら約166万円が補助金として受け取れるということです。

補助金の上限が1000万円だとしても、500万円の事業であれば補助率に応じた金額しか受け取ることができません。この点を意外と勘違いされている方も多いので注意が必要です。

補助金の交付時期

こちらも補助金を考えるうえで重要なポイントです。

通常、補助金は申請をして採択(OKが貰えることです。)されて、申請した内容通りの事業に先に自己資金をだしたうえで、事業を進めて、実績報告(完了報告)をして、初めて振り込まれます。

そのため、早くて半年程度、長くなると採択から8~10ケ月程後に振り込まれます。

実績報告(完了報告)とは?

実績報告(完了報告)とは、補助金申請時に記載した事業を行ったことを報告するものです。

例えば、資金の用途について定められている場合に、その用途通りに使ったかどうか?現金か振込かクレジットカードか等、支払い方も指定されているケースも多いので、その点も間違いなくやっているか?

従業員の給与をあげることが条件になっていたりもしますので、改めて補助金申請時の申請書や公募要領を確認して実績報告(完了報告)をする必要があります。

この実績報告は初めの申請時と同じくらい重要なものだと考えています。それによって採択された金額がキッチリ支払われないケースもありますので、本当に重要です。

補助金サポートをしている士業・企業の中には、この実績報告はお客様に丸投げというところもありますので、補助金申請のサポートを依頼する際はそこも加味しながら十分にご検討ください。

ちなみに、弊所でも補助金申請のサポートを行っております。もちろん、実績報告までサポート致しますのでご安心ください。

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