こんばんは。名古屋市中川区の長良行政書士事務所です。
今日は行政書士としてお仕事をしている中で暇な時間ができたときに何をするのか?
というテーマでお話ししたいと思います。
行政書士に限らずですが、繫忙期と閑散期の波は必ず訪れます。お客様からご依頼頂いた申請が間に合わない!と、焦るときもあれば、その波が過ぎると『あれ?仕事がない・・・』となることもあります。
そんな時にやるべきこと、やった方がいいことをお話ししたいと思います。
マーケティングについて学ぶ
行政書士やその他の士業もサービス業に分類されますし、多くが個人事業主だと思います。何となく大先輩達の中には『行政書士(士業)が営業なんて・・・』と営業に否定的な方もいらっしゃいますが、営業をする必要性は大いにあります。
我々は、お客様が面倒だと思ったり、ご自身ではできない手続きについて専門的な知識と経験に基づいてサービスを提供するわけです。
我々が存在できているという事実の裏には必ず【困っているお客様がいる】ということです。
その困っているお客様に自分の能力や知識・経験を提供するにも適切な場所に広告をしてあげないとお客様は見つけることができないのです。
そのためにするべきことが営業であり、マーケティングになるわけです。自分の知識・経験に自信があればあるほど適切なマーケティングのもとに営業活動をするべきだと思います。
そしてマーケティングというのは日進月歩なので、ついていくためにはこちらも必死に学ぶ必要があります。これを餅は餅屋で専門家に任せるのはいいですが・・・
一度振り返って考えてみてください。お客様が行政書士だからと言ってすべてを丸投げしてきたら、自分の事業なんだからもう少し積極的に取り組んで欲しいとは思いませんか?
マーケティングのプロもきっと同じことを思うはずです。そして、行政書士業界の特殊性等も加味しなければいけませんので、事業者自ら学ぶ必要があるんです。
業務知識のアップデート
これも大事ですね。マーケティングとどちらが大切か?と聞かれたら答えに窮するくらいです。
お客様に提供する知識というのは我々行政書士の商品です。頻繫に法改正する業務もあれば、そうでないものもありますが、3年前の情報ですが・・・と言われても今も通用するのか怪しいですよね?
最新情報です!とお客様に提供できるように常日頃から情報のアップデートは必要です。
ただ、日々の業務に追われてアップデートが追い付かないこともありますので、ある程度時間ができたときに知識のアップデートをしていくのが現実的かと思います。
お客様の許可期限の管理・情報提供
行政手続きには2年~5年程度の期間で許可の更新が必要なものが多くあります。
また、許可直前では更新の準備が間に合わないようなものもあります。そういった許可の管理というのはお客様も当然やっていらっしゃいますが、せっかくお手伝いさせて頂いた事業者様に『そろそろ準備した方がいいですよ~』くらいの情報提供は必要だと思います。
これも毎日やるようなものではないので、定期的に業務の合間を縫って情報提供するのがいいのではないでしょうか?
メールやハガキ程度であればお客様の時間を取るわけではないので、積極的にお伝えするのがいいと思います。
営業活動
冒頭でマーケティングと申し上げましたが、それを実践する必要もあります。
営業活動は暇な時間だけでなく常にやり続ける必要がありますが、私の場合、暇な時間ができるとポスティングをしたり、Web広告の文章を構成したりとまとまった時間がないとできないことは、ある程度暇な時間にまとめてやるようにしています。
だいたいこんなところですが、見て頂いてわかる通り、行政書士として開業したら行政書士試験の試験勉強からは解放されますが、もしかしたら、その時以上に勉強を続けないといけないかもしれません。
日々努力です。
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