行政書士事務所運営のランニングコスト

こんばんは。名古屋市中川区の長良行政書士事務所です。

今日は、行政書士事務所を運営するにあたって必要なランニングコストのお話をしたいと思います。

もちろん、事務所の規模や営業手法によっても大きく変わってきてしまいますので、ここでは開業初期の行政書士1名、補助者等なしでイメージを掴んでいただけるようなお話にしたいと思います。

目次

毎月かかる費用項目

行政書士事務所を運営していて必ずかかるものがあります。

①行政書士会の会費(+政治連盟や支部会費)

②通信費(電話代等)

この2つ特に①は行政書士として登録すれば絶対にかかってくるものです。②についても営業する以上は連絡が取れないと意味がありませんので、こちらも絶対に必要と言っていいと思います。

その他の項目として

③ガソリン代等の交通費

営業・お客様先や役所への訪問に車で行けばガソリン代がかかりますし、電車を使えば電車代がかかります。当たり前すぎて何言ってんだって感じですが・・・

④広告宣伝費

後ほど詳細を解説しますが、インターネット広告・チラシ等の紙広告・DM等の通信費です。

⑤交際費

お客様との飲食もあれば、先輩行政書士や他士業等も含めお客様をご紹介頂けそうな方との飲食もあると思います。ちなみに、弊所はこの項目はほぼ0です。

⑥文房具代等の雑費

やはり紙を使う機会が多いので、コピー用紙やインク代は特に必要です。

⑦家賃

自宅開業であれば不要でしょうが、事務所を借りる場合は当然かかります。

⑧水道光熱費

メインは電気代だと思います。水道ももちろん使うので多少はかかります。

ここで大きなウェイトを占めてくるのが広告宣伝費です。開業初期のころはお客様がいないので、積極的に広告しなければいけません。

グーグルやYahoo!、LINE、Facebook、Instagram等のインターネット広告が主流ですが、チラシ配布やDMもやることがあるかもしれません。

広告費はかけようと思えばいくらでもかかりますが、開業初期だと月額6~10万円程は予定しておいた方がいいと思います。

毎月ではないけど必要なもの

結局毎月になっているものもありますが・・・必ず必要か?と言われればそうではないものです。

①書籍費

新しい業務のご相談を頂いたとき、知識のブラッシュアップをしたいとき、なんだかんだで毎月買ってますね。本の種類によりますが、高いものは1冊で万を超えるようなものもありますし、安い物でも1冊3,000円位になると思います。

②研修費

行政書士会(連合会や単位会)でやっているものは、無料ですが、それだけでは業務知識が足りません。書籍も必要ですが、ある程度研修は参加した方がいいと思います。

私も毎月ではありませんが、半年で10万円前後は使っているように思います。

合計すると・・・?

結局合計するとどのくらいかかるのか?ですが、広告費を上に書いた通り使ったとして、毎月平均して10万円前後になっています。

これに賃貸で開業される場合は家賃が上乗せされると思ってください。

ランニングコスト10万円+生活費を毎月稼いで行かないと破たんすることになります。色々考えながら準備するといいですね。

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