前回、行政書士として開業するにあたって準備した(買い揃えた)ものについて説明しました。
今回は、行政書士登録が完了してからなるべく早めにやった方が良いことを書きたいと思います。
先生行政書士に挨拶に行く。とか隣接士業に挨拶に行く。とかそういうことではなく、買い物や手続き的なお話をさせて頂きます。(取扱業務によっては不要だったり、私の知らない物が必要だったりするかもしれませんので、ご了承ください。)
1,行政書士電子証明(自動車のOSSや会社設立の電子定款で必要)
※こちらは行政書士の登録番号が分かれば行政書士票がなくても大丈夫ですので、登録交付式前に準備できそうです。特にOSSについてはこれがないと話になりません。
2,CCUS登録(建設業許可を業務にしたり、そうでなくてもCCUS登録や管理・運用等を業務とする予定なら登録した方がいいかも)
※こちらは行政書士票が必須となります。
3,申請取次研修の申し込み(在留資格関係の手続きをやるなら必須です。)
※こちらは、行政書士票云々の前に開催時期が決められているので、日行連のHP等で確認しましょう。毎回、参加人数が決められており、比較的早い段階で埋まってしまうので、申込日に即申し込みましょう!
4,業務保険(業務上のミスや遅延等で依頼者に迷惑をかけた時用です。)
※当たり前のことを言えば、迷惑をかけないのが大前提ですが、新人の頃は意図せず迷惑をかけてしまったり、業務の進捗が遅かったりすることもあると思います。
その他、丁種会員になるための研修や特定行政書士の研修等も業務内容によっては検討の余地があると思います。
番外編 行政書士としてあったら便利なスキル
ここからは行政書士として登録をすることを検討中又は登録申請中の方などが実務知識の習得や営業と並行してあると便利なスキルについてです。基本的な(ワード・エクセル等の)PCスキルは必須だと思いますので、それに加えて・・・です。あくまで個人の感想です。
1,CAD
3次元は不要だと思いますし、土地家屋調査士の先生程高度なスキルもいらないと思います。(開発許可とか土地関連を手掛けるならいるかも。)何だかんだ図面を書くことがあるので、使えるに越したことはないです。
2,語学力
一朝一夕で何とかなるものではありませんし、必須のスキルではありませんが、英語や中国語などがビジネスレベルで使えると確実に武器にはなります。(いらないと言う意見もありますし、語学力なしで上手くいっている先生も大勢いらっしゃいます。ただ、繰り返しになりますが、確実に武器にはなります。)
必須スキルやあった方が良いスキルのどちらも取扱業務によって変わってくると思います。ということで、次回はそもそもまだ取扱業務を決めていない人のために、どうやって考えるか、考え方を説明したいと思います。
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