オンライン申請の難しさ

こんばんは。名古屋市中川区の長良行政書士事務所です。

今日はオンライン申請の難しさについてお話したいと思います。もちろん、メリットも多いオンライン申請ですが、ならではの難しさもあるので、自分でやろうと考えている人はぜひ、ご一読ください。

目次

オンライン申請のメリット

オンライン申請が出来るようになったのは、ここ数年でコロナ禍に突入してからは急速にその範囲が拡大しています。

一番のメリットは言わずもがなですが、申請窓口に行かなくていいこと。だと思います。

その他にも紙を印刷する必要がなかったり、郵送に必要な費用がかからない。と言ってことが挙げられると思います。

この辺りは敢えて言うほどのこともないので、何となくご理解頂けるかと思います。

オンライン申請の難しさ

あえて、デメリットという表現をしなかったのですが、オンライン申請ならではの一番の難しさは、聞ける人がいない。という点です。

もちろん、管轄のお役所で教えてくれるケースもあるでしょうが、特にシステムの使い方については窓口が一本化されていることが多いと思います。そして、その窓口への電話が繋がらない・・・

繋がらないというのは、窓口が一本化されているために全国から問い合わせが入って忙しくて回線がパンク中。ということが多いからなんですが、非常に困ります。

そして、それ以上に困るのが電話対応窓口がないというケースもあるのです。これに関しては、本当に電話相談の窓口がなく(行政書士向けというわけではなく、一般の業者さんからも電話ができない。)、問い合わせと言えばメールでしてください。というようなパターンです。

メールで相談しても、1週間くらい待たされることもザラという状況でなかなか申請が進みません。

最近では、お客様もご理解頂いているのでいいのですが、最初のころは怒るお客様もいらっしゃいましたし、結構大変でした。

慣れていない業務は素直に慣れていない。とお伝えするようにしていますが、それでもお客様の期待値というのは一定水準になってきますので、しっかりと予習をしなければいけません。

行政(お役所)が出している手引き(マニュアル)や必要書類の一覧について

素直に書いてある通り準備して、書いてある通りの流れでやっても上手くいかないことが多々あります。

それは、イレギュラーには対応していないからです。基本的な何の問題もない手続きであれば手引きを見ながら進められますが、書類に代替性がある場合等はなかなか難しいです。聞けるときは聞いた方がいいでしょう。

あと、お役所のHPに書いてある必要書類の一覧は、古いまま更新されていない物もあります。内部的に刷新しているのに、外部への告知はしていないというケースもあり得ますので、一覧に書いてある書類を揃えたうえで持って行っても(提出しても)不足が発生することはありますので、ご注意ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次